セブ島・マクタン島のウクレレ&ギター工房|伝統の楽器製作と見学ガイド

セブ島・マクタン島は楽器製作の名産地!?

フィリピンの観光地として有名なセブ島・マクタン島は、実はウクレレ&ギターの一大生産地としても知られています。地元の職人が手作業で製作する楽器は、世界的に高く評価されています。この記事では、マクタン島の楽器工房の歴史や購入情報を詳しく紹介します。

マクタン島のウクレレ&ギター工房の歴史

マクタン島では、スペイン統治時代の影響を受け、1960年代からギターやウクレレの製作が盛んになりました。地元の木材(ジャックフルーツ、ナラ、黒檀、マホガニー、アカシア、マンゴーなど)を活用し、独特の音色を持つ楽器が生産されてきました。フィリピン国内だけでなく、世界中の音楽家からも注目される産地となっています。Pajac-Maribago Road という道沿いに沿って数十件のギターやウクレレ工房があります。

おすすめのウクレレ&ギター工房

アレグレギターズ(Alegre Guitar Factory)

セブのマクタン島で最も観光客に人気な工房がアレグレギターズです。

入口に入るとお店の人が丁寧にギターやウクレレの作り方について教えていただけます。また実際に作業されている工房が見学することができるようになっているため、職人さんが実際にどのように削ったり加工していたりしているのかということを近くで見ることができます。

使用する木の素材の組み合わせ方によって音色が異なることを聞いて学び、作成されている様子を見学でき、最後は手に取って実感することができる工房です。

見学の事前予約は必要はなく営業時間に工房に入ると案内スタッフが話しかけてくださりますので、その際に工房を見学しに来たということを伝えると案内スタッフ工房内を案内してくれるので安心です。

ウケ・ハブ・カフェ(Uke Hub Kafe)

ウケ・ハブ・カフェの工房は少し疲れて休憩したいときにおすすめのお店です。写真の裏側に工房があり店内では軽食やコーヒーを楽しむことができます。展示されているのはウクレレのみで展示数は他と比べて少なめですが、カフェをメインについでに気に入ったウクレレがあれば購入できるよというようなお店です。

ギターやウクレレ工房は”Pajac-Maribago Road” という道沿いにありますが、食事やカフェを探そうとすると数十分かけて大通りで探す必要があるため、工房巡り中にふらっと入れるカフェとして利用するのにおすすめのお店です。最新のイベント情報はお店のFacebookよりご確認ください。

フェレンジリー・ギター・ハンドクラフター(Ferangeli Guitar Handcrafter

フェランジェリ・ギター・ハンドクラフターは、1919年にペドロ・アベンダン氏がセブ市で創業した老舗ギター工房です。以来、家族代々にわたり、フィリピンの伝統楽器や高品質なギターを製作し続けてきました。現オーナーのフェルナンド・ダゴック氏は、マクタン島の職人技を取り入れながら、ギター、ウクレレ、バイオリンなど幅広い楽器を手掛けています。

この工房の楽器は、その卓越した品質と美しい音色で評価され、アメリカ、スペイン、オーストラリアなど世界中へ輸出されています。フィリピンの職人技が息づくフェランジェリ・ギターは、セブを訪れる音楽愛好家にとって必見のスポットです。

入り口がかなり分かりずらいですがお店の看板を目印に入口を探してみてください。入口を覗くとスタッフの方が中に案内してくれます。こちらのお店は道路沿いに販売場所があり奥の方に工房がありましたが、常時見学ができるような様子ではなさそうでしたので、見学したい場合はお店のスタッフに確認してから見学してください。

ウクレレ&ギター購入時のポイント

フィリピンではクレジットカードが使えない工房も多いため、現金を持っておくのがおすすめです。フィリピンのローカル工房では、価格交渉が可能な場合もあります。現金払いならさらに割引が可能な場合があります。現地ならではのショッピングを楽しみながら、自分だけの一本を見つけてみてください!

    現金払いがお得!
    アレグレギターズなど、一部の工房ではクレジットカードが使えますが、現金の方が値引き交渉がしやすく、よりお得に購入できることが多いです。

    価格の目安
    ・ウクレレのエントリーモデル:3,500ペソ(約10,000円)~5,000ペソ(約13,000円)
    ・アコースティックギター:5,000ペソ(約13,000円)~15,000ペソ(約40,000円)
    ・高級ギター:28,000ペソ(約72,000円)~

    おすすめのウクレレ&ギター工房巡り

    セブでギター・ウクレレを探すなら、まずはアレグレギターズを基点に、Googleマップで気になる工房をリストアップし、3軒程度巡るのがおすすめです。

    🔹 アクセス方法
    ・セブ市内から工房が集まるPajac-Maribago Roadまでは約45分~1時間。
    ・移動費は350~500ペソ程度(タクシーまたはGrab)。

    🔹 工房間の移動
    ・トライシクルやタクシーを利用(50~100ペソ程度)。
    ・気に入った工房があれば、その場で試奏&購入も可能!

    伝統の職人技が光るフィリピン製のギターやウクレレを、現地価格で手に入れるチャンス!観光の合間に、ぜひセブのギター工房巡りを楽しんでみてください。

    まとめ

    フィリピン製と聞くと、なかなか高品質なものを思い浮かべにくいかもしれません。しかし、マクタン島のウクレレ&ギター工房では、職人たちが一つひとつ丁寧に仕上げた本格的な楽器が作られています。音楽好きはもちろん、工芸品に興味がある方にもおすすめのスポットです。

    手作りならではの温かみのある音色や、繊細な仕上げを間近で見られるのも工房巡りの魅力です。さらに、使用する素材や製法の違いによって音色が変わるため、実際に弾き比べながら納得のいく一本を選べるのも醍醐味のひとつです。

    伝統の職人技が光るフィリピン製のギターやウクレレを、現地価格で手に入れるチャンス! 観光の合間に、ぜひセブのギター工房巡りを楽しんでみてください。

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    社会人留学のすすめとは

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